2月の子どもの集い・交流会のご報告




この日は5人の方にご参加いただきました。

全員が全国版の集いに参加されていたわけではないので、まず初めに、全国版の集いの様子を伝えたり、参加された方から感想を伝えてもらったりしました。

精神障がいのある親との暮らしがなぜ生じるのか、ジェンダーなども影響しているのか?という問いから、「家族のことは家族で‥」だったり、「家庭のことは女性が、男性は社会に出て家庭を支える」といった昔から刷り込まれてきた日本の文化も影響しているのでは?や、きょうだいの生まれた順も関係しているのでは?と意見もあった中、親御さんの症状(一人ひとりの子どもさんをどのように捉えているか)によっても異なるし、一概には言えず個人差があるよね‥と話していました。

「自分らしさ」ということが大事にされるけれど、他者比較から「自分」を知っていったりするけれど、生まれて間もない頃は、そういった感覚を養う触れる社会も家族が中心になるので、家族が閉鎖的だったりするとなかなかそれも難しいよね…という話になり、「あるがまま」「自分らしく」というけれど、それも負担なのかもしれないね‥、まだまだ自分について悩んでいてもいいんだよという話にもなりました。

親&子どものサポートを考える会の姿勢?のようなものを問われ、今のような語りの場の開催もだけれど、支援者研修などを通して“子どもの状況”に気づいてもらえるように伝えたり、気づいた人が必要な支援に繋げたりできるようにそうした情報を伝えていくこともやっていければいいのかなぁ‥と答えたりしていました。参加メンバーとやりとりする中で、「課題だけを点でみるのではなく、なぜそうなっているのかも見て考えて欲しい」というようなことが語られ、互いにその人・家族のことを知ろうとすること、想像力をもって眺めることの必要性も伝えていかなければいけないなぁ‥と思いました。言葉や形にして伝えることも難しいのですが、こうしたニーズを受けとめて会の運営に活かしていきたいと思いました。

次回の集いは、3月16日(日)13:30~です。